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2024.08.31

器具の受け渡し

矯正治療に使う器具のプライヤーですが、術者への受け渡しにも装置の種類や調節する部位(上顎、下顎、右側、左側等)によって、渡す向きや角度が変わってきます。

術者が持ち替えずにそのまま使えるように、術者が出した手の向きや角度をみてプライヤーの向きを判断して渡します。

同じプライヤーでも上下左右の調節位置によって渡し方が違う場合もあります。次にどんな治療をするのかも先読みしてプライヤーの種類や渡し方を考えています。

受け渡しを落とさず確実に行う為にテレビドラマでよくある手術のシーンの効果音ほど大きくないですが、“パシッ!”という音が鳴るほど力強く圧をかけて渡しています。患者さんの視界の外ではこんな事が行われています。

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